TWELITE DIPを使った実験用の回路図です。購入した時に搭載されている標準アプリ(超簡単!標準アプリ)用に回路を構成しています。デジタル入力は4回路中2回路を、アナログ入力は4回路中1回路を使っています。それぞれの入力に対応した出力も同数実装しています。(デジタル出力は2回路、アナログ出力に対応したPWM出力は1回路を実装しています。)また、シリアル通信のポートも接続してありますので、TeraTermなどのターミナルソフトを用意すれば実際に飛び交っている信号の中身を見る事も出来ます。
デジタル入力がもっと必要であればDI3、DI4に対GNDにスイッチを取り付け、DO3、DO4にLEDを付けてください。アナログ入力がもっと必要で有れば、AI1やPWM1に付いている回路と同様な回路をAI2~AI4、PWM2~PWM4に接続してください。

TWELITE実験回路図
TWELITE実験回路図

デジタルIOの入力(DI)は、Lowでオンとなりますが、デジタル出力(DO)の方はオフでHighが出ますので、出力に接続して有るLEDは電源から電流を吸い込む形で回路を構成して有ります。一方、アナログ入力(AI)に対応したPWM出力の方は、入力電圧値に対してデューティ比が比例して上がって行きますので、電流出力タイプの回路を構成しています。
回路の動作電源はUSB-シリアル変換ケーブルから5Vを頂いて、基板上のレギュレーターで3.3Vを生成しています。今回用いているTWELITEはREDタイプ(高出力タイプ)の物ですが、消費電流はTYP.値で24mA程度ですので、USBから電源を取っても問題ないと思います。レギュレーターもそれに耐えられる程度の小さい物で大丈夫です。(今回用いているレギュレーターはTO-92型の50mA出力の物ですが、特にレギュレーターが熱くなるとか動作がおかしくなるような事は有りません。)