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【エンジニアブログ】クラシックBluetoothとBluetooth Low Energyについて

 Bluetoothはスマートフォンやタブレットなどのモバイル機器に標準搭載されており、普段の生活にもよく利用されるようになりました。 また、近年ではBluetooth4.1も策定され、IoTの分野での活用も進んでおります。 そこで、今回はクラシックBluetoothとBluetooth Low Energy (以下Bluetooth LE)の違いについて、説明したいと思います。

Bluetoothの歴史

 1994年にスウェーデンのエリクソン社が新しい近距離無線通信規格の開発として始めたのがきっかけとなります。 その後、1998年にエリクソン社、インテル社、IBM(現レノボ)社、ノキア社、東芝の5社がBluetooth SIGを発足させ、 1999年にはBluetooth1.0(Bluetooth Basic Rate(以下Bluetooth BR))がリリースされ、2002年にBluetooth1.1がIEEE 802.15.1として承認されました。 その後は、2004年11月にBluetooth2.0(Bluetooth Enhanced Data Rate(以下Bluetooth EDR))、2009年4月にBluetooth3.0(Bluetooth High Speed(以下Bluetooth HS))、 2009年12月にBluetooth4.0(Bluetooth LE)とリリースされました。


Bluetooth歴史

 Bluetooth EDRやBluetooth HSはオプションとして規格に追加されたものですが、Bluetooth LEはまったく新しい通信規格となり、 今までのBluetoothとの互換性はありません。その為、Bluetooth LE以前の規格をクラシックBluetoothと呼ぶようになっています。

Bluetooth LEとクラシックBluetoothの違い

 Bluetooth LEとクラシックBluetoothの大きな違いは通信速度と消費電力です。まず、クラシックBluetoothの大きな特徴としては、 通信速度の高速化が挙げられます。Bluetooth 開発当時の通信速度は1Mbpsだったのに対し、Bluetooth EDRでは3Mbpsまで上がっており、Bluetooth HSでは最大通信速度が24Mbpsまで上げられております。

 逆に、Bluetooth LEの大きな特徴は、低消費電力化です。通信速度は1Mbpsと最初の速度に戻っていますが、消費電力はクラシックBluetoothよりはるかに小さくなっています。


BT BLE比較


最後に

 今回はBluetoothについて、説明させていただきました。Bluetooth LEは現在、低消費電力という特徴と、スマートフォンやタブレット端末に標準搭載されていることから、 ウェアラブル機器への採用が加速度的に進んでおり、今後数年間で爆発的にBluetooth機器が増大されることが予想されています。


 弊社でもBluetooth(BLE含む)を使用した開発実績はありますが、Bluetoothにもメリット・デメリットがあり、Zigbeeや弊社無線モジュールのような2.4GHzの独自規格の方が適しているシステムというのも多数ございます。 どれを選択すればよいか分からない場合は、ぜひ弊社までお気軽にご相談下さい。

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